第一章 謎の教団

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「なんか、体がムズムズしてきたよ。ホントに変身なんてできるの?」 美咲はあまり信用していないようだ。 「じゃあ、このカフェから出ましょう。人目につくと面倒ですし。」 そうして、2人はカフェをあとにした。 美咲と海斗は、路地裏に入り人目がない場所にきた。 「では、美咲さん。試しに、猫のイメージを頭に思い浮かべてください。」 「わかったわ。」 美咲は、黒猫を思い浮かべた。 そうすると、美咲の体がみるみる変化してきている。 「えっ!!どうなっているの?」 美咲の着ていた服から、完全な黒猫の姿をした美咲が出てきた。 「こういうことが出来ます。」 海斗は納得させるようにいった。
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