1人が本棚に入れています
本棚に追加
「あと重要なことをいいますね。今の猫の美咲はわかりますように服から出ているので裸で…」
――時すでにおそし。
案の定
美咲は、話を聞かないまま元に戻していた。
「キャー!!何見てるのよ。変態。」
美咲は真っ赤な顔をして急いで服をきた。
「大丈夫。こんなこともあろうかと、美咲さんを見てませんでしたから。」
海斗は焦りながら答えた。
「うそつきなさい!話している途中で、話が区切れたでしょ。ということは見えたってことじゃない。」
「すいません。今日のところは許してください。もう遅いので帰られてください。あと、連絡用の腕時計を。」
海斗は美咲に腕時計を渡した。
「とにかく、それで私と連絡をとれるので…。では失礼します。」
海斗は早々と歩いていった。
―立花衣人がくるまであと2日―
最初のコメントを投稿しよう!