第一章 謎の教団

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「あと重要なことをいいますね。今の猫の美咲はわかりますように服から出ているので裸で…」 ――時すでにおそし。 案の定 美咲は、話を聞かないまま元に戻していた。 「キャー!!何見てるのよ。変態。」 美咲は真っ赤な顔をして急いで服をきた。 「大丈夫。こんなこともあろうかと、美咲さんを見てませんでしたから。」 海斗は焦りながら答えた。 「うそつきなさい!話している途中で、話が区切れたでしょ。ということは見えたってことじゃない。」 「すいません。今日のところは許してください。もう遅いので帰られてください。あと、連絡用の腕時計を。」 海斗は美咲に腕時計を渡した。 「とにかく、それで私と連絡をとれるので…。では失礼します。」 海斗は早々と歩いていった。 ―立花衣人がくるまであと2日―
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