1人が本棚に入れています
本棚に追加
/36ページ
「おっと。自己紹介がまだでしたね。私は、安藤海斗といいます。」
「神月美咲っていいます。」
「話をする前に注文をしようか。」
海斗はメニューを手に取り美咲の前に広げた。
美咲はメニューに目をやりカプチーノに決めた。
「カプチーノでお願いします。」
「じゃあ、ウエイターを呼びますね。」
ピンポーン…。
音が店の中に響き渡った。
しばらくしてウエイトレスがきた。
「ご注文はお決まりでしょうか?」
美咲は、男じゃなくて女だからウエイターじゃないじゃんとぼそりといった。
海斗はそんなことお構いなしに
「えっと、カプチーノ1つとブラック1つで。」
「ご注文を確認します。カプチーノ1つと珈琲のブラック1つでよろしいでしょうか?」
最初のコメントを投稿しよう!