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「それは、違う星で"立花衣(りっかい)"というのですが。その星が、地球にきて地球人を滅ぼそうとしていると宇宙防衛省から報告が入っているんです。」
続けて海斗はいった。
「そこで、美咲さん。あなたに特別なことをして欲しいんです。…それは、立花衣人を討伐してほしいのです。」
「無理ですよ、そんなの!」
美咲は、思わず叫んでしまった。
店の中にいる人が、冷たい視線で美咲を見ている。
「すいません。」
周りの視線が痛く、美咲は謝り口を閉じた。
「それなら、心配は入りません。あなたに、特別な力をお与えします。」
海斗はそう言い、美咲に微笑んだ。
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