《君の名は》

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ボクは彼女の髪に向日葵の髪飾りを付けて上げた。  「ありがとう・・・」 彼女の頬が赤く染まった。  ボクは東京へ帰る事にした。  このおばあちゃんを探しても見つからない事は、わかっていたからだ。  でも広島は、この写真の様に焼きつくされる事は間違えない。  「君の名は。」 「松本幸子。」 「広島はこの写真見たいになる!だから早く逃げるんだ!!いいかい。」 ボクは二枚の写真を彼女に渡した。 「ボクは東京へ帰ります!じゃ、幸子さん、逃げるんだ!お元気で・・・」 「ありがとう・・・貴方の名前は。」 「ボクは高橋和也、じゃ気を付けて、さようなら・・・」 心のこりだったがボクは東京へ八月三日に戻った。
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