152人が本棚に入れています
本棚に追加
ボクは彼女の髪に向日葵の髪飾りを付けて上げた。
「ありがとう・・・」
彼女の頬が赤く染まった。
ボクは東京へ帰る事にした。
このおばあちゃんを探しても見つからない事は、わかっていたからだ。
でも広島は、この写真の様に焼きつくされる事は間違えない。
「君の名は。」
「松本幸子。」
「広島はこの写真見たいになる!だから早く逃げるんだ!!いいかい。」
ボクは二枚の写真を彼女に渡した。
「ボクは東京へ帰ります!じゃ、幸子さん、逃げるんだ!お元気で・・・」
「ありがとう・・・貴方の名前は。」
「ボクは高橋和也、じゃ気を付けて、さようなら・・・」
心のこりだったがボクは東京へ八月三日に戻った。
最初のコメントを投稿しよう!