《向日葵の髪飾り》

2/4
152人が本棚に入れています
本棚に追加
/23ページ
そして、その少女はボクに向日葵の髪飾りを差し出した。  向日葵の髪飾りを受け取りボクは考えた。  「この少女は2012年から来たと言う。このおばあちゃんは86歳・・・今は1945年。すると、このおばあちゃんはボクと同じ19歳ぐらいだと・・・」 「でも綺麗な向日葵の髪飾りだな・・・」 ボクが気付くと少女は、消えていなくなっていた。  「なにボーっとしているのよ!!サイレンが聞こえないのかい!!早く防空壕に入りな!!」 見知らぬおばさんに手を引かれ防空壕の中へ入った。
/23ページ

最初のコメントを投稿しよう!