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あの子は曾おばあちゃんを助けてと言い、この二枚の写真と向日葵の髪飾りをボクに渡した。
それに、この向日葵の髪飾りの裏には2012MADEIN、JAPANてあるんだ。
これを見た瞬間、ボクはあの子は本当に2012年から来たんだと確信した。
昭和二十年七月三十日、ボクは汽車を乗り継ぎ広島の街に入った。
広島はボクの思ったとうりまだ焼きつくされてはいなかった。
何時、広島はこの写真見たいに焼きつくされるんだ。
「それにしても広島は暑いな。」
セミの鳴き声が煩かった。
サイレンが鳴る。
「あ!空襲か!・・・」
「早く!こっちよ!」
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