間違い電話

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《ねぇ、ラッチャは一緒?》 あぁ…💧この勘違いを何とかしなきゃ。 『いぇ…たぶん番号が違いますよ。残念ながら人違いですね』 前彼じゃないことで少しホッとして、自然と笑顔で話してた。 《えっー本当に? 番号ⅩⅩⅩ-ⅩⅩⅩ-ⅩⅩⅩⅩだよね?》 あー最後が一つ違うだけだ… 『ⅩⅩⅩ-ⅩⅩⅩ-ⅩⅩⅩ〇にかけてますよ』 《…うわぁごめんね…最悪。》 『いえいえ。』 あまりの落ち込みぶりにかなり笑えてきた。 《そんなに笑わないでよ、恥ずかしいなぁ~。》
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