序章

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物騒な場所とはこのことだろう 薄暗く、円くなった地形、中心から上を見れば大きな穴がある、そこからしか日は入ってこない。あたりには動物の骨が散らばり、割れた卵などもある。 ヴァン「気味が悪いな、ここって巣なのかなぁ、このへんに来たと思うけど」 その時頭上から物凄い声がした。 ?「ガァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!」 後退り、奴の姿をよく見た。 固まってしまった、なぜならコイツは空の王リオレウスだったから。 リオレウスとは 巣を中心に生息する飛竜の雄。 主に空中からテリトリーを見張り、獲物を見つけると襲いかかる。 足爪の猛毒で、獲物を弱らせてしとめる。 ヴァン「リオレウス・・・でかい・・・って言ってる場合じゃない」 来た方向と逆に走った。 リオレウスはヴァンに気付き、追いかけた。 ヴァン「わぁぁ!」 巣を出た時だった。 なんとそこは崖で物凄く高く、降りれる高さじゃなかった。 ヴァン「やばい・・・」
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