第1章(呼び出し)

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グレーのシャツ、真っ黒のベストにパンツ、夜の店にしか居なさそうな服装に着替えながら、最近の自分の行いを振り返るが、さほど何かをした記憶はない。 目立った功績もないがミスもないハズだ。 最後のネクタイを首にかけた所で再び携帯が鳴りはじめた。 ♪♪♪♪ 音的には、大学の友達からだがディスプレイを見る時間さえ惜しい。 となると、結果的にはムシする事になるのだが、今度は、玄関の呼び鈴が鳴った。 ピンポン・・ピンポン 「はぁーい!!」 イライラした声で敬太は、靴下をピョンピョン飛びながら履いて玄関を開ける。 「よぉ!!アイス持って遊びきたゼ!! ってお前何?その格好!!どしたん?」 そこには、大学の友達が・・・。 結果一旦そのドアを閉める。
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