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グレーのシャツ、真っ黒のベストにパンツ、夜の店にしか居なさそうな服装に着替えながら、最近の自分の行いを振り返るが、さほど何かをした記憶はない。
目立った功績もないがミスもないハズだ。
最後のネクタイを首にかけた所で再び携帯が鳴りはじめた。
♪♪♪♪
音的には、大学の友達からだがディスプレイを見る時間さえ惜しい。
となると、結果的にはムシする事になるのだが、今度は、玄関の呼び鈴が鳴った。
ピンポン・・ピンポン
「はぁーい!!」
イライラした声で敬太は、靴下をピョンピョン飛びながら履いて玄関を開ける。
「よぉ!!アイス持って遊びきたゼ!!
ってお前何?その格好!!どしたん?」
そこには、大学の友達が・・・。
結果一旦そのドアを閉める。
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