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「ここが柳橋高校かぁ…」
由美香は今住んでいる町から車で30分ほどかかる町にいた。
ここ、柳橋高校は被害者の三鷹結花が通っていた高校だ。
「さて、どうすればいいんだっけ?」
『とりあえず彼女と仲の良かった子を探し出してくれるかな?』
「了解です!」
由美香の耳元から別の声、恵の声が聞こえた。耳元に着いてるのは無線の通信機と発信機。
ちなみに李玖と佐奈が作り出した。なんで作れるかはまた後日…。
「恵先輩の作戦を信じて、頑張ろー!」
「由美香ちゃん、あたしは校門で待ってるから。」
「はいはーい。」
優奈はなにかあったときのために由美香と一緒にいる。だが調べるのは由美香一人だ。
『そろそろ学校終わるから、生徒も出てくるはずだよ』
「よし、じゃあ行ってきます!」
そういって高校の敷地内に堂々と入っていった。
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