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「あ、来た」
そこには未来以外にも人が七人いた
「…は?」
未来は口を大きく開け停止していた
「あんた、相沢未来?」
「あ、あぁ…」
未来はあたりを見渡した。そこはカラオケの一室とはまったく違って、テーブルに椅子やソファに棚など普通に生活できる部屋だ。それにかなり広い。
「これでそろったな…」
俺が戸惑っていると部屋に誰かの声が響いた。
「誰!?」
そこにいた女の子が叫んだ。
「まぁそう怒るな…今から君たち八人に言うことをよく聞いてほしい…」
その声の主は乱すことなく話続ける。
「いきなりそんなん言われても…」
「相沢未来…だな」
「えっ…」
また未来の名を知っていた。
「まあいい…君たちにはこれから任務を授けよう。」
「任務?」
一番小さな女の子は首をかしげた。
「君たちにはたくさん事件を解決してもらう…八人でチームを組んでな」
「えっ…」
俺とそんなにかわらない男子が小さく声を発した
「い、意味わかんねーけど…なんか楽しそう!」
未来の発言にまわりの者は目を疑った。
「さすがだな…君たち、そこにいるのは私が集めた選りすぐりのメンバーだ…力を合わせて事件を解決に導いてもらう。」
「…俺も賛成だ、やってやる」
そこにいた俺より少し大きめの男子が静かに言った
「事件はこちらからそこにあるパソコンに依頼する。それをどうするかはすべてそちらに任せる。手出しはしない、犯人をどうするかも任せる。
あぁ、あとリーダーは相沢に任せるとしよう。」
「えっ、俺?」
まぬけな声で未来は返事をする。
「じゃあ自己紹介などをしておいておけ、数分後最初の事件を依頼する。」
その言葉を最後に声は聞こえなくなった。
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