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「お、お前…誰だよ…」
「今日の午後5時…町中のカラオケ、高橋の114号室に来い。中学生だとバレないようにな…」
そういうと男は未来を離した
「おい!待て…って」
未来が起き上がり後ろを振り向くとそこにはただ風が吹くだけだった
人影なんてどこにもない
「あいつ…なんだったんだ…?しかもカラオケに来いなんて…」
未来は図書館で待ってる友達に『今日は行けない』と短くメールをうち、ゆっくりと歩き出した
今の時刻は午後2時
未来の家は町のはずれにあるのでゆっくりあるけばちょうど5時に目的地に着くはずだ
「なんか…なんか前にもあったような…こんなこと…」
だがまだ思い出すことはできない
でもなんだかこの忠告は守らなければいけない…そう感じた
「…よくわかんねーけど、やってやろーじゃねーの!」
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