烏色の少年
10/12
読書設定
目次
前へ
/
134ページ
次へ
「かなた? まだ起きてないの?」 ベッドに腰掛け、僕を揺らす。 「ママぁ…まだ眠いよ。」 「もぉ~かなたは朝だけは苦手ね。 ダメよ? 起きて朝食にしましょう。」 「はぁい。」 上半身を起こして伸びをする僕を確認すると母親はニコリと微笑み、一階へ戻って行った。 少しも疑わない愚かさと純粋さ。 そして僕の演技の上手さに小さく笑う。 そう、君達は目に映る僕を信じていればいいんだ。
/
134ページ
最初のコメントを投稿しよう!
16人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
0(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!