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キョロキョロしながらアヤの姿を探した。
都合のいいことにアヤとユミは最前列にいた。
そしてアヤたちはナンパされている。
俺は人の間を無理矢理抜けて、急いで一番最前列に向かった。
他の客に痴漢と間違えられそうになりながらも、どうにか一番前についた。
「やっほ!」
俺はアヤに声をかけた。
「あぁ~シュン君!」
アヤに声をかけていた男は「チッ」と言いながら去っていった。
ユミはナンパして来た男をうまく手玉に取り、ドリンクをおごってもらっていた。
アヤはさっきよりもっと激しく踊ったのか、だいぶ汗をかいていた。
かわいい…
「だいぶ踊った?あっ、これ使って」
俺は腰から下げていたタオルをアヤに渡した。
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