プロローグ

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仕事人間な俺が、明日の会議を休んでまで静岡に向かっているのには理由がある。 今、俺は大切な人を失いかけているのだ。 たった一年だが、一緒な時間を過ごした彼女のアヤを失いたくない一心で俺はアクセルを踏んでいた。 そんな俺たち二人の物語は今からさかのぼること、一年前に始まった。
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