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「乾杯!!」
俺は乾杯と同時にジョッキの半分程を飲みほした。
仕事あとの一杯目のこの喉ごしがたまらない。
夏前のこの暑い季節はやたらとビールがうまく感じる。
そして料理がテーブルに届くころに、二人が現れた。
「久しぶりぃ~」
ユミは元気にリーダーの横に座った。
ユミはリーダーの幼なじみで、活発でクラブと音楽が大好きな女性だ。
「あれ、アヤは会ったことあるよね?」
「俺は会ったことあるよ」
リーダーは知っているみたいだったが、俺は初対面だった。
「始めまして、シュンです」
俺は右手を差し出した。
「始めまして、アヤです」
アヤはニッコリ笑いながら握手をした。
俺の横にアヤは座った。
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