関口くんの日常

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    朝、トントンと言う軽快な包丁の音で目を覚まし、漂ってくるのは懐かしい味噌汁の香り。 俺が起きたコトに気付かない彼女は鼻歌なんか歌っててメチャクチャ可愛い。     朝食が出来上がった頃、俺を呼びに来て、     「おはよ……ご飯出来たよ?」     朝飯のために俺を呼びに来てくれて、昨日の秘め事を思い出したらしく顔をほのかに紅くポッと染めて言うんだ。     く━━━━━━━━━━━!!     可愛い過ぎる。 その笑顔で飯三杯食えるぜ、俺。     食卓に付くと、日本の朝ご飯が所狭しと並んでる。 大根と人参の味噌汁。 鮭の切り身。 卵焼き。 香の物は胡瓜に茄子。 最後に彼女が、ほかほかのご飯をよそってくれて……     「お口に合えばいいけど……」     なんて不安げな顔をしたら…… パーフェクト。     朝飯食う前にお前を喰っちゃうぞ的な感じだな。         とか、ドリーム入ってる場合じゃねぇ!
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