◆四章◆

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  時には軽く吸い 時には甘く噛み。 「も…やめ…て…」 真璃亜の 吐息混じりの抵抗も ライルの耳には 心地良く響くのみで。 その行為は ライルの気が済むまで 延々と続けられた。 やがてライルが 満足そうに顔を上げる頃には 真璃亜の全身は いつも以上に敏感になって。 ライルの纏う布が 少し触れただけでも ビクンと反応してしまう。 「マリア…可愛い」 ライルは 自分の翼から 羽根を一本引き抜いて 真璃亜の肌に這わす。 柔らかな刺激が 何度も何度も 真璃亜を翻弄した。  
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