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真璃亜が目を覚ますと
朝になったらしく
窓から陽光が差し込んでいて。
全身が露わになっている事と
昨夜の恥ずかしい事態に
顔が火照るのを感じた。
波打つシーツを
手繰り寄せようと
腕を動かすが
ジャラリという音に
拘束されていた事を思い出し。
「マリア…起きたの?」
姿の見えなかった
ライルの声がして
ビクンと身を震わす。
ドアの方へ顔を向けると
柔らかい笑みを浮かべ
ライルが立っていて。
その姿には
昨夜見た翼も角も
消えてなくなっていた。
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