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そして
そのまま真璃亜に口付け
口に含んだ料理を
真璃亜の口に移し
名残惜しそうに唇を離す。
「…おいしい?」
ライルは
驚く真璃亜を見つめ
愛しそうに問いかけた。
ただ驚くばかりで
味などわからなかったが
真璃亜は小さく頷いて。
ライルは
嬉しそうに微笑み
再び料理を口に含もうとする。
それを見て
慌てて口に残る物を飲み込み
真璃亜が口を開く。
「あ!あのね!
自分の手で食べたいの!
お願いだから鎖を解いて!」
「それはダメ。
繋いでないと心配だから」
僅かに表情を暗くし
ライルが即答する。
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