◆六章◆

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  昨夜とは違い 日の光に助けられ なんとか城を抜け出せ。 真璃亜は 出来る限り足を早く動かし 息が切れるのも構わず ただただ走り続けた。 ライルの事は 嫌いじゃない。 でも その想いは 私には重すぎる…。 それに ここは自分の世界じゃない。 元の世界に帰りたい! そんな思いを胸に ひたすら森を走り続けた。  
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