◆六章◆

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  それからの日々 真璃亜は 従順な人形になって。 何をするにも 無表情。 されるがまま 言われるがまま。 虚ろな瞳の真璃亜。 それでも ライルにとっては 幸せな日々だった。 片時も 真璃亜から離れず 好きな時にその肌に触れ 暖かな温もりに微笑む。 真璃亜の存在が ライルに 生きる喜びを与えていた。  
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