◆序章◆

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  「あの…」 止まってしまった時を 戻すように 真璃亜が 勇気を出し声を掛けた。 その声に 我に返ったその人物は 柔らかく微笑み 口を開く。 「君の名前は…?」 「真璃亜…」 その微笑みに 少し安心して 真璃亜が 自分の名を告げると。 「マリア…。 僕はライル」 嬉しそうに復唱し 自らもそう名乗った。  
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