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導かれるままに
城の中に入り
中の広さにも驚き。
『ここで待ってて』
というライルの言葉に従い
誰もいない広間で
真璃亜は
大人しく待っていた。
どれだけ時が過ぎただろうか?
やがて現れたライルは
両手に湯気の立つ食事を持ち
真璃亜の隣に座る。
10人は座れそうなテーブルに
真璃亜とライルの二人だけ。
そんな違和感などお構いなしに
ライルは笑顔で。
「食べて」
そう言って
真璃亜を見つめた。
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