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何年も人に会ってない。
その言葉に
真璃亜は驚き。
「それは寂しいね…」
ライルを見つめ
沈痛な表情で言った。
「うん…。
でもマリアに会えたから
もう寂しくないよ」
ライルは
真璃亜の手を握り
嬉しそうに笑う。
たぶん年上であろう人物の
無邪気な笑顔に
真璃亜は
頬に熱が集まるのを感じ。
「あ…あのっ
ここってどこかな?」
慌てて手を離すと
新たな疑問を口にして。
「ここ…?
ディラノルディアだけど」
ライルが
寂しそうな表情を浮かべ
聞いた事もない地名を答えた。
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