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「ただいま」
「おかえり兄貴
何かあったの?」
「別に」
「そうかな?何か顔がにやけてる」
「そうね、何か気持ち悪いかな」
紅茶を飲みながら沙弥香が言った。
「気持ち悪い…あのなぁ~
て!何でお前がいるんだよ」
「沙弥香さん、ずっと待ってたよ。兄貴の携帯鳴らしても出ないし何してたんだよ」
「雨に降られて…」
「あやしいわね」
「…それで用事はなんだ?」
俺は煙草を吸いながら聞いた。
「ごまかした、まぁいいわ」と沙弥香が呟くのが聞こえた
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