~ 出会い ~

9/9
前へ
/238ページ
次へ
「仕事の話」 「仕事?絵はさっき渡したぞ」 「ハイ、コーヒーと灰皿」 「ありがとう」 「あの絵を父がじゃないオーナーが見て、もう1枚描いてほしいと言っているの」 「何でまた?」 「今までに涼が描いた絵とは違うと言ってたかな」 コーヒーを飲む俺 「どこが違う?」 「さぁ、わからないでも何となく…言葉にできないけど」 「わからないって、何となくて…沙弥香…」 「決まったの、今から3ヶ月後」 「話しを変えるな」 「それはそれとして…お願いもう1枚描いてほしいの」 「拝むな!あの絵でOKって言わなかったか?」 「涼、お願い」 「だから拝むな、返事はできない だいたい俺がそう簡単に描けないのしってるだろう」 「分かっている…とにかく頼んだわよ」 「なんだその強気な発言」 「保君、紅茶ありがとう。帰るわ」 「俺はまだ約束してない」 なんだあの微笑みは悪魔… 「何かいったかな?」 「……」 保が 「沙弥香さん車まで送ります」 「そう」 ーバタンー 「保君、あいつのこと頼むわね」 「まかして下さい」 車のエンジンをかける 涼と私は幼なじみ… 中学の時 「沙弥香と俺はずっと友達だ」 笑顔で何の迷いもなく涼は私に言った… 私は… 煙草を深く吸い込んだ。 水無月 里奈か… 綺麗な瞳をしていた 自分の全てを見つめられいるような気がした。 今度会うときは何を話そう… おいおい俺、子供じゃあるまいし何ドキドキしてるんだ。 あわててコーヒーを飲む う!「保コーヒー」
/238ページ

最初のコメントを投稿しよう!

43人が本棚に入れています
本棚に追加