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この後直ぐに高級レストランみたいな部屋に着いて、私服に着替えた絢と合流したけど真聖が葉澄からの言伝を絢に伝えて急遽、会議室とか言われる場所で食事をとることになった。
あのケーキボックスと呼ばれる数種類のケーキが乗った、おやつとやらの味は一生忘れられない。
それよりも驚いたのは絢のアンケートの集計力の高さ。
銀行員さんが金を数えるとき五枚ずつ数えるとか聞くけど、絢は面倒だと言って何と十枚ずつ数え、軽く1000枚を超える結果をものの一時間で数え、集計し終わった事。
確かにここの奴らはとんでもないかも知れない。
後日談だが、俺があまりにもチマチマとケーキを食う姿に絢が「やっぱりユーちゃんっておかしいよね。」とか言いやがった。
…俺はおかしくない、おかしいのはお前らだ!
とりあえず、この後寮の俺の部屋の準備が出来て休む事になったけど、自分の部屋より広くて落ち着かない。
更に言うとベット無駄に広いだろうが馬鹿野郎!
こうして俺のハチャメチャな学校生活が幕を開けたのだった。
2話 俺はおかしくない 終
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