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『おや、ヒトの子…もうよろしいのか?」
「ん…ああ、綺麗な花嫁だったわ。」
『そうであろう、ヒトにもキイ様の美しさがわかるのだな。』
「じゃあ…私はこれで帰るね…夕飯の時間なんだ。」
『おや…宴に出席しないのか?勿体無い』
「ごめんよ!今日は早く帰らないと怒られちゃうんだよ!後日くるかも!」
『そうか…残念だ…この事は他言してはにらぬからな、気をつけるのだぞ。』
「おう!」
アヤコの姿のキイはなんなく森の外へ向かったのだった。
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