嫁逃亡戦

16/16
前へ
/77ページ
次へ
「お~いキイ…もぅいいと思うよ~?」 「そうか?」 気づくと、ちょこんっとキイが頭の上に乗っていた。 「ヒトの子よ…助かったぞ!」 「ありがたく思ってくれ。」 「…服…」 ボソッっとキイが呟いた。 「え?」 「おぬし…服を着ないのか?恥ずかしいぞ?」 「……おめぇ…私の服どうした?」 「脱ぎ捨ててしもぅた…」 「あーらら…。」
/77ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7人が本棚に入れています
本棚に追加