第0話

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  『ねぇ… 君の名前は、何?』 柔らかく優しい声。 どこから聞こえているのか? 湿った空気と石壁に囲まれた暗い部屋。 少女は一人立っていた。 『教えてくれるかな?』 謎の声は続ける。 「私は…」 少女は小さく口を開く。 「私の名前は―――」 …これが 新たな戦いの始まりだった……  
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