記憶

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  藍の潤んだ目が、対向車のライトで照らされる。また信号の赤で停止した。 「藍が誰を好きだろうと、俺は藍が好きだ」 意味を解するのに時間がかかった。気付いた時はもう、駿の唇が触れていた…  
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