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准は、階段を駆け上がった。
急がないと証拠を完全に隠滅されてしまう恐れがある。
増田警部は、容疑者が三人とも同じマンションだと言っていた。
ならば、外には捨てていないだろうが、燃やされていたらアウトである。
准が探している増田警部は、現場の玄関にいた。
増田警部は、息を切らしている准に気づいた。
増田「おぉ、どうした?そんなにぜぇぜぇ言って……、ダイエットか?」
つまらない冗談は無視して、話を切り出した。
准「ますっ…増田警部……犯人…がっ…分かりました…」
増田警部は、歓喜の声をあげ、准の方に詰め寄ってきた。
そして、准は増田警部の耳に向かって、犯人の名前を小声で言った。
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