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増田「おぉ、名川！どうだ？ダイイングメッセージは？」
准「いや…、全く…。っていうか、そもそもあれってダイイングメッセージなんですか？」
もしダイイングメッセージじゃなかったら、ただ准の睡眠を妨げる嫌がらせである。
増田「まぁ、そうだろうなぁ。部屋に散らかってた本の中で外国の本はあの三冊だけだったし。本当に強い力で抱えられてたからなぁ。」
偶然とも思えるが、ダイイングメッセージだと考えないと、手がかりは何もない。
増田警部は、思い出したように続けた。
増田「あぁ！そうだ！容疑者が三人上がったぞ。同じマンションの住民だ。それに……三人とも動機がある…」
増田警部は最後の方を得意げに言った。
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