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<騎士団支部>
東区の中央に位置する騎士団支部に駆け込む二人の姿があり
団長「コラー!遅いぞ二人共!一分の遅刻じゃー」
中へ入ると怒鳴り声が飛んでくる
ユズ「ふぇ?一分くらいいいじゃん!」
レキ「ば…馬鹿!も…申し訳ありません団長…」
騎士団長と呼ばれる男性は白髪混じりだが、筋肉質で図体のでかい老人騎士である
また、誰もが恐れる団長にユズだけはいつも反論したりする
そして、姉であるレキがいつも火消し役であった
団長「まぁよい…んで、早速で悪いが、南区に敵が来るかもしれんので増兵として行ってくれんか?」
団長はユズとレキを見ながら言う
レキ「増兵…ですか?」
団長「うむ。どうやら防衛には兵士が足りないようでな…」
団長は腕組みしながら言い
団長「お前達はまだ新米だが、魔力は常人以上だからな!」
“ハッハッハッ”と高笑いし
団長「まぁ、詳しい事はあっちの団長に聞いてくれ」
レキの頭を撫で…いや、叩きながら言う
レキ「わ…分かりました!では、直ちに向かいます」
レキは敬礼し、ユズはレキに続き敬礼してすぐに出発した
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