復讐という名の怒り

4/12
前へ
/178ページ
次へ
<騎士団支部> 東区の中央に位置する騎士団支部に駆け込む二人の姿があり 団長「コラー!遅いぞ二人共!一分の遅刻じゃー」 中へ入ると怒鳴り声が飛んでくる ユズ「ふぇ?一分くらいいいじゃん!」 レキ「ば…馬鹿!も…申し訳ありません団長…」 騎士団長と呼ばれる男性は白髪混じりだが、筋肉質で図体のでかい老人騎士である また、誰もが恐れる団長にユズだけはいつも反論したりする そして、姉であるレキがいつも火消し役であった 団長「まぁよい…んで、早速で悪いが、南区に敵が来るかもしれんので増兵として行ってくれんか?」 団長はユズとレキを見ながら言う レキ「増兵…ですか?」 団長「うむ。どうやら防衛には兵士が足りないようでな…」 団長は腕組みしながら言い 団長「お前達はまだ新米だが、魔力は常人以上だからな!」 “ハッハッハッ”と高笑いし 団長「まぁ、詳しい事はあっちの団長に聞いてくれ」 レキの頭を撫で…いや、叩きながら言う レキ「わ…分かりました!では、直ちに向かいます」 レキは敬礼し、ユズはレキに続き敬礼してすぐに出発した
/178ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2852人が本棚に入れています
本棚に追加