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偶然が重なり合った ちょっとした僕らの時間 何処? 今日も 探してる 小さな街の片隅。 キミと通ったはずの道。 あのネオンの中に 確かに 僕らは‥ 何処? 微かな 臭い辿っていく ここじゃない 何処かへ。 もう あの日に出逢う 手段なんてなくって だけど もう少し あのままで 居たくって それでも その時には 気付けなくって 今になって 探すんだ。 僕たちが好きだって言った あの音を 逃さずキャッチして 手探りで 繰り寄せてく もうそんな事しか 出来なくって 機械仕掛けは 冷たくって あてにはならないでしょ だけど ただがむしゃらに たった一人は 蜃気楼の中 何時まで走る? 忘れてた夢 と 忘れなきゃいけない夢 いつだってソイツが 人と夢の形態 偶然は なんとなく儚さを呼ぶね 僕の頭の中では あの日は すでに白昼夢。 他に誰も知らない 幻。 何処まで 行っても 遠ざかる 忘れるまで 着いてくるから 反対向ければ いいのにな ・
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