世界の創世

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しかしある時、ギンヌンガガプの北にはニヴルヘイムと呼ばれる氷の国が、そして南にはムスペッルスヘイムと呼ばれる炎の国があらわれる。 ニヴルヘイムから飛来した霧がムスペッルスヘイムの熱気によって滴となり、その滴に命が宿って最初の巨人イミルが誕生します。 そして次の滴からは巨大な牝牛アウズフムラが生まれます。 イミルはこの牝牛の乳を飲んで育っていきます。そして自分自身と交わり(←両性具有なんだってさ~)、多くの巨人を残した。 この巨人達が後のラグナロクで神々の最大の敵になるわけです。
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