故郷

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とある田舎町 長い一本道家もまばら、 そこは凍てつく寒さの 人影の少ない 町だ。 「すいませんちょっと聞きたいんですが?」 「はい?」 腰の曲がった老人が自分の体より大きくみえる 荷物を背負い 歩いていた 「この辺に裏心寺と言う古いお寺ありますか?」 「裏心寺?しらねぇなあ?」 「お宅さんどこからきなすった?」 「東京です」 「…で、お寺ことは誰から聞いてきなすった?」 老人は荷物をとんとおろすと 深いため息をついた 「実は東京の神田の古本屋で古い書物を読みましてそこに、この町にお寺あると」 「…」 老人は穏やかな顔てわたしに 話し始めた 「そうかぁその本にはなんと書いてあっただ?」 私はその本に書いてある 話しを 話し始めた 10分くらい たって 老人は笑い始めた 「そんな話し聞いた事もないハハハ」 本の内容はこうだ ある田舎に伝わる 隠れキリシタン 日本には、ザビエルが最初き日本にキリスト教を 伝えたとされてるが 実はキリストが 張り付けをのがれ 日本に逃げてきたと言う伝説が存在するその町はキリストのまつわる名称がのこり そのキリストの奉られている お寺が 裏心寺だと… 「そうですか?すいませんでした」 「いやいやいい休憩になった」 と言いのこすと 歩き始めた お寺ないとなると この本は フィクションなのか? 場所は間違い実はこの本 大正14年に書かれた書物 でもお寺が無くなる訳もない… 何故あの老人はしらない? とにかく近くにお寺を捜した 道を尋ねながら 捜し廻って 1時間くらいで 真新しいお寺があった表妙寺と言うお寺だった でかい門構え 長い石段 息が切れるほど ながかった 門の前に 立つと本堂まで石道になっていた 一人お坊さんのような人が庭を掃いていた 「すいません!」 「はい、何でしょう」 「お寺事で聞きたいいんですが?裏心寺ってご存知ないですか?」 「え…裏心寺?」 「やはりわかりませんか?」 「少々お待ち下さいませ」 というと お寺の中え 入って行った しばらくすると 僕は目を疑った 「こんにちは先程はどうも」 さっき道であった 老人が立っていた 「あぁ…え?」 「びっくりしましたかわしゃ坊主に見えないからのうハハハッ」 高笑いで 本堂に響きわたった
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