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カップラーメンを食べ終え、一息つく弥波。
時刻はすでに10時を過ぎており、家に帰ってから4時間寝ていた計算になる。
暇だな…
などと思っていると急にある気持ちが間欠泉のように湧き出る。
それは星空をみたいという“好奇心”
二年前のあの事件以来、欠片も感じなかった感情。
そして何に対しても興味がわかず、退屈で単調な淡々とした日々。
「行かなきゃ…」
まるで何かに操られるかのように外へ行く弥波。
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