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――彼女との出逢いは幼なじみの紹介だった。
20歳の夏―――。
俺は、いつものように朝から仕事で朝から夕方まで、汗を流して働いていた。
仕事が終わり、家に帰ると携帯が鳴った…。
『…ブー…ブー…』……。
着信を見ると、いつも遊んでいた『泰輔』からだった。
俺は電話に出た。
俺『もしもし。』
泰輔『慎、お疲れ!今からカラオケ行こ~や?』
俺『お前はホンマにいきなりやな…。暇人か!?』
泰輔『暇人言うな!慎も今から暇人やろ?(笑)』
俺『俺、今帰ってきたばっかりやで!わかってる?』
泰輔『だから電話したんやん!…んで何時に迎えに行ったらいい?』
俺『うーん…。7時ぐらいでいいで!』
泰輔『わかった!じゃあ、後でな!……プー…プー…プー…』
いつもこんな感じで、なんだかんだ言っては泰輔と遊んでた。
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