川越少年刑務所②

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分類とは、字のごとく受刑者がどの刑務所に分類するかを刑務所が見極めるための期間だ。 罪名や犯罪歴だけで分類するのではなく、筆記テストや面接もおこなわれた。 筆記テストは簡単な計算や漢字の読み書き程度だ。 面接は、筆記テストの結果に対してスーツを着た職員と話をする程度だった。 スーツを着た職員は、決して頭がいいようには見えない制服を着た職員とは違い、ものおとなしかった。 分類期間の生活態度やテストの結果を参考にどこの刑務所に移送するのかを決めるそうだ。
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