準開放寮

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準開放寮は独居部屋でも雑居部屋でもない。 建物を入ると右手に2階に行く階段があり、左手に1階に入る扉がある。 1階の扉を入ると長い廊下があり、その左右に2段ベッドのような部屋とは呼べないような部屋がある。 部屋にはカーテンがあり、就寝時間だけカーテンを閉めることになっていた。 ベッドのような部屋の床には1枚の畳が敷かれていた。 廊下から見ると縦方向に畳が敷かれていて、一番奥に木製の小さな机と本棚が造り付けてあった。 机の奥の壁には小さな窓もある。 窓は鉄製の枠にガラスがあり、枠はグレーのペンキで塗られていた。
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