地獄の日々

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超期待して、ヒカルさんの車(イッパイあるうちの1台)で迎えに行くと綺麗なお姉さんが二人立っていた、いつものように買い物スタート、出掛ける前にヒカルさんに必ずものにしてこいとプレッシャーを与えられた為、極度の緊張で汗ビショビショ、会話もままならない、そんな俺に気付いたのかアイさんが『この子ヒカルが可愛がってるウサギ(俺)くん、まだ19歳なんだよ』と会話の橋渡をしてくれた、すると『私、レイコよろしくね、あまりホストとか興味ないし、まして年下興味ないから期待しないでね』とバッサリ切られた。お先真っ暗、頭の中は真っ白、この子を客にするのは無理だと思った。しかし、このレイコさんが後に俺がナンバー①を目指すアドバイザー的な役割をする人になるのだ。なんやかんやで一日買い物に付き合ってクタクタだった。そのままヒカルさんを迎えに行って今度は四人で食事、俺は正直レイコさんが俺にまったく興味がなかったので帰りたかった。無力過ぎてヒカルさんに会わせる顔がなかった。
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