恋と仕事

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依頼された仕事内容は、著名人の集まるパーティーに男性版コンパニオンとしての参加だった。パーティー会場では新規の顧客探しをしてもいいとの事で、即OKした。しかし俺もシンちゃんもパーティーは素人だ。ホストのマナーや常識は通用しない。俺らは本屋でマナー本を買って、毎日二人で訓練して、本番に挑んだ。本番当日、ホテルの会場にたどり着くと、俺らはオドオドしていた、ケンジさんに連絡して助けを求めて関係者の入り口から入った、全てが初体験で凄かった。初めてSPなどのセキュリティーを見て、映画の世界のようだった。パーティー会場内は大半は男性だった。ママの店の女の子もいた。俺とシンちゃんは何か浮いていた。とりあえず美味しそうな食べ物がイッパイあったので、俺は食べていた。そんなときシンちゃんが知らない人と話しをしてるではないか、俺は取り残されて、とりあえず知ってる人探しをした。当然、ママとケンジさんとママの店の女の子しかいない。みんな誰かと話しるパニックになった。トイレに逃げた。トイレに行くと以前、ゴルフでお世話になった、とある会社の専務さんがいて話しかけてくれた。ホッとした。
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