恋と仕事

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エリさんは大手企業の会長令嬢だった、しかし華僑の繋がりがあり国籍は日本ではないらしい。年齢30歳で、何人かいる会長の愛人の子供で今は会長が令嬢として引き取って可愛がっているらしい、銀座のママは深入りしないことを勧めてきた。やはり差別ではないが国が変われば考え方や常識が違うらしくケンジさんも深入りしないことを勧めてきた。もう付き合ってますとは言えなかった、俺はヤバイ人とわかりつつ付き合いは続けた。その頃の俺のお客さんで水商売から風俗に転身する子が何人かいて、俺の客単価があがりはじめていた。それは俺が可愛がっていたヘルプのエイジが起点を働かせて俺のお客さんを巧みに風俗に沈めて(高収入の仕事をさせて店で使う金額をふやす)くれたのだ。そのおかげでナンバー④のハヤトさんとの差はほとんど無くなっていた。俺はいけると確信した。月の最終日、ハヤトさんとの差は50万円位、最終日までおとなしくして油断させて、俺は一気に最終日に80万円を売上にプラスしてナンバー④になった。だんだん俺のお客さんが俺の売上を上げて俺を上位にさせる事を考えてくれるようになっていた。いい流れだ。
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