恋と仕事

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レイコさんに錦糸町のバーに呼ばれた、何故?錦糸町?よく分からなかったが待ち合わせのバーにむかった。そのお店には先にレイコさんがいて飲んでたようだった、話をするのが気まずそうだったが一時間位、日常会話をしたあとに、いきなり本題を話し始めた、『あたしは、銀座から吉原に沈んだ女だよ・・・』イロイロと過去の事を話してくれた。そして、今いるバーが昔、銀座で同期だった子が経営するバーだった。レイコさんは経営者の子と今のレイコさん自信との差を俺に見せたのだった。二人とも仲良しのようだったが、何か複雑な関係のようで深い話は聞ける状態じゃなかった。レイコさんは、レイコさん自身が水商売を知ってるから銀座の女もホストも本性はみんな同じことを知っていた、みんな裏は汚い世界なのだ、そしてレイコさんは当時のバブルと一緒にお客さんが弾けて、売掛をかぶってソープに沈んだそうだった。俺は以前、銀座のママに聞いた話しが現実にあるのかなと思い、ビックリした。何よりそんな話しをされてレイコさんと、どう会話したらいいのか悩んだ。それでも俺のレイコさんに対する気持は変わらず好きだった。
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