恋と仕事

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レイコさんは、自分自身を嫌いで、そんな自分でいいのか?受け入れられるのか?と俺に問掛けてきた。俺は『全てを受け入れるから付き合ってくれ、そして俺の仕事を理解してくれ』と言った。レイコさんは、うなずいた。その瞬間、俺はレイコさんの彼氏になった。レイコさんは嫉妬とかしないから、お客さんとの関係を全て教えてと言ってきた。俺は全て教えた、レイコさんは受け入れてくれた。俺は本命の彼女ができた安心からか、仕事に余裕ができてきて、絶好調になってきた。社長令嬢のエリさんとの付き合いも順調だった。勢いのついた俺はヘルプを育てて勢力を上げる作戦を考えた、シンちゃんを基準に俺はヘルプのピラミッド勢力図をつくって、最大の派閥作戦にでた。お客さんも増えて売上も上がり、ナンバー②も目の前まで来ていた。レイコさんはお店に来ることがなかったが応援してくれた。当時の俺は最高に楽しく、幸せだった。知名度もましてきて、同業の店で大金使ったりと派手な振る舞いをしていた、楽しい充実した日々を送っていた。もう誰も俺のナンバー①への道を突き進む勢いをとめられなかった。
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