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音量
音量とは、音その物の大きさを指します。
音量は、波形が振動する大きさによって決まり、振幅が大きいほど音は大きくなり、逆も然り。
シンセサイザーでは、電圧の出力の量によって音量を得ます。
シンセサイザーでは、この音量を制御する以外の機能はほぼなく、これに加え時間的な変化を与えることで、楽器としての演奏を可能にしています。
楽器らしい音を形成する要素の音量とは、発音した際の「立ち上がりの早さ」、「持続音の音量」、「立ち上がりから持続音へ移る時間」、「鳴り終わりの減衰時間」を決めることで、求める楽器音の特色を得ることができる。
ピアノの音の特徴を持つ時間的変化を例えるならば、「立ち上がり」はハンマーで弦を叩くために、すぐに立ち上がり、その直後に減衰していくため持続音はなく、鍵盤を離せばダンパーによって消音するために減衰音は短め。立ち上がりから持続音へ移る時間によって打鍵中の徐々に消える音を設定する。
こういった設定によって、想定上の音を求めることができる。
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