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「それにしても随分楽しそうに笑ってたわね。久しぶりの会話に花が咲いたのかしら。」
二人共春哉の母親の言葉に対して不思議な顔をして顔を見合わせる。その様に下の階に聞こえるほどの大笑いをした覚えは二人にはない。
数々の母親の言葉に違和感を覚えながらも二人は美味しい食事を楽しんだ。
「今日は楽しかったよ。春哉のお母さんの話も面白かったし。ちょっとあのノートは恐かったけど。」
「明日学校終わったらまた来ないか?あのノートまた見ようぜ。」
「一人で見るのが怖いんでしょう。仕方ないから付き合ってあげる。」
笑いながら去っていく唯奈に対し文句を言うが唯奈は直ぐにいなくなってしまう。
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